【春慶塗の製造工程】



[1]白木地
木地師によって丹念に作られた
宗閑盆は、塗師に渡されます。



[2]下塗り

磨き・目止めの後着色
下塗りをします。

現在ではウレタンサンデングシーラー
を下地に使う製品も開発されています。



[3]摺り
生漆を木地に何回もすりこみ
製品を丈夫にし、より美しい
光沢をもたせます。

現在では中塗用ウレタン樹脂
を塗る製品も開発されています。



[4]仕上げ塗り
精製漆で1回のみ仕上げ塗りがされ
適度な温度・湿度を保ちながら乾燥されます
春慶塗の趣を出すためで
塗り重ねをすることはありません。

【春慶塗の使用上の注意】  
ご購入直後は

塗り立て早々の品は色合いも濃く溜色を帯び光沢も充分でありませんが、日時の経過とともに丈夫さも増し、木地目も鮮明に、特有の琥珀色の美しい光沢となります。

漆の臭いの取り方

食用酢又は、酒を含ませたやわらかい布で拭き、その後ぬるま湯で洗ってください。

風通しの良い日陰で1週間程度陰干ししてください。このとき、直射日光には絶対に当てないでください。

お手入れ

塗面に油の滲み出した時は柔らかい紙又は布で軽く拭き取ってください。但し、油が塗面に滲付いて拭き取りにくい時はベンジン又は灯油等を 少量しめした布で軽く拭き新しい紙又は布で拭き取ってください。

洗い方

ご使用後に洗うときには、水洗い・お湯洗いどちらでも構いません。ただし、長時間水やお湯に浸けっぱなしにしておかないでください。小さな傷などから水がしみこみ、表面の漆が剥がれる原因となります。

通常、水洗いやお湯洗いで汚れの落ちる場合はそのまま洗っても結構ですが、油料理などでお使いになられたものは、台所用洗剤を薄めたもので洗ってください。

傷がつく原因となりますので、たわしまたは磨き粉でみがかないでください。

食器洗機・食器乾燥機・電子レンジでのご使用は避けてください。急激な温度変化が伴いますので、木地や漆を傷める原因となります。

お洗いになった後は、やわらかい布で水分をきれいに拭き取ってください。

保管方法

変形又は変色するおそれがありますので、直射日光を避けて保管してください。

また、乾燥しすぎる場所も変形や割れの原因となります。和紙などの柔らかい紙に包んで箱に詰め、できるだけ乾燥しない押入などに保管しておくと良いでしょう。


【こんなふうに使ってみたい飛騨春慶塗
トレーを日常的に・ ・
お菓子を盛るだけでなく、大皿、大鉢に見立ててみると、また違ったアイディアが浮かぶでしょう。  
お正月のおせち料理の盛りつけなどに使われる重箱ですが、晴れの食卓ばかりでなく、もっと気軽に、多様に使ってみると、意外に便利に使えるものです。
和風な盛りつけはもちろんですが、アイディア次第で洋風にも使えます。
お部屋の中のちょっとしたアクセントに、又、その引き立て役に・・・

 
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